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カンボジア語で色々な「人」の言い方【あの人、人が沢山いる、日本人】

カンボジア語で「人」の言い方を知りたい人

カンボジア語で「人」って何て言うんですか?「あの人」とか「人がたくさんいる」とか「〇〇人(じん)」とかの言い方も知りたいです。

こんな方へ向けて、解説していきます。

●この記事を読むとわかること●

  • カンボジア語で色々な「人」の言い方
  • カンボジア語の「人」の使い方
  • 「人」について学べる動画

●私はこんな人です●

この記事は、私がこれまで多くのネイティブのカンボジアの方々と会話してきた内容もふまえて解説していますので、記事の内容は信頼できるかなと思います。

それでは、早速見ていきます。

カンボジア語で色々な「人」の言い方

カンボジア語で人の言い方には次のように色々な言い方があります。

人(ひと)

មនុស្ស
モヌフ
人、人間
អ្នក
ネアック
(あの)人
គេ
ケー
彼ら、人々、世間一般の人

〜人(にん)、〜人(じん)

〇〇 នាក់
〇〇ネアック
〇〇人(にん)
人数を数える言い方です。
១ នាក់ ムオイ・ネアック 「1人」
ជនជាតិ 〇〇
チョンチアット〇〇
〇〇人(じん) 
民族の言い方です。
ជនជាតិខ្មែរ チョンチアット・クマエ 「カンボジア人」
  • 上の表の上から3つは「人(ひと)」の言い方、下の2つは「〜人(にん)」「〜人(じん)」と言った単位の言い方です。

これを見ると「たくさんあって覚えるのが大変そう・・」という印象を持たれた方も多いかと思いますが、それぞれの単語は使う場面や文章が大体決まっているので、様々な文章を読んだり、ネイティブの人が会話でどんな風に使っているかを何度も聞くことで、なんとなく使い分けらるようになると思います。おすすめとしては、上記の表を丸ごと暗記するというよりは、できるだけフレーズや文章などのかたまりで覚えることで、より使いこなせるようになると思います。

この次の章では具体例をあげながらそれぞれの単語の使い分けを解説をして行きます。繰り返しになりますが、使い分けをより深く理解していくには、カンボジア語の色々な文章をたくさん読んだり、ネイティブの方と会話をしてどう言う風に使っているかを聞いて覚えていくのが一番勉強になるかと思います。

カンボジア語の「人」の使い方

次に、先ほど一覧でご紹介した「人」の言い方5種類について、具体的にどのように使うかを順番に解説して行きます。

人(ひと) 3種類の使い分け

មនុស្ស モヌフ

使い方の例
人間(ヒト)と動物មនុស្ស និង សត្វ
モヌフ・ヌン・サット
នឹង ヌン 「〜と〜」
សត្វ サット 「動物」
人がたくさんいます、混んでいますមាន មនុស្ស ច្រើន។
ミアン・モヌフ・チュラウン
មាន ミアン 「いる、ある」
ច្រើន チュラウン 「たくさん」

「動物」に対する「人間、ヒト」は មនុស្ស モヌフ と言います。

参考
右の本のタイトルは『រឿង មនុស្ស និង សត្វគោ(ルアン・モヌフ・ヌン・サット・コー)』”人間と牛(のお話)”と書かれています。

រឿង ルアン 「話」
គោ コー 「牛」

画像はインターネット上の販売ページをお借りしました🙇‍♀️

私の印象では、មនុស្ស モヌフは特定の誰かを指すというよりも、ざっくりとした「人」「人々」「人間」を表すことが多いかなと思います。

អ្នក ネアック

使い方の例
その人、あの人អ្នក នោះ
ネアック・ヌフ
នោះ ヌフ 「その、あの」
この人អ្នក នេះ
ネアック・ニヒ
នេះ ニヒ 「この、これ」
អ្នក ណា
ネアック・ナー
ណា ナー 「どれ」
みなさん、全員អ្នក ទាំង អស់ គ្នា
ネアック・テアン・オホ・クニア
ទាំង អស់ テアン・オホ 「すべて」
*これで1まとまりのフレーズとしてよく使います。

អ្នក ネアックは必ずしも目の前にいる人に対して使うわけではないですが、どちらかというと特定の誰かを指して言うことが多いように思います

គេ ケー

使い方の例
(世間的には、一般的には)〜と言われていますគេ ថា〜
ケー・ター〜
〜と書いてありますគេ សរសេរ ថា〜
ケー・ソーセー・ター〜 
សរសេរ ソーセー 「書く」

ថា ターには「〜と(言う、書く)という意味がありますが、「言う」と言う動詞にもなります。

  • 上の「〜と言われています គេ ថា〜」の ថា ターは、動詞の「言う」という意味で使われています。
  • 2つ目の「〜と書いてあります គេ សរសេរ ថា〜」の ថា ターは「〜と」と言う意味で使われいます。

このように、គេ ケーは「世間一般の人々」という意味があるように、特定の誰かを指したりするわけではなく、”世の中的には〜と言われていますよ”という時や、”〜と書いてありますよ”と言いたい時の主語として使われることが多いです。

〜人(にん)、〜人(じん)

次に、人数を表す 〇〇នាក់ と民族名を表す ជនជាតិ〇〇 の使い方を簡単に解説します。

人数を表す:〜人(にん)

使い方の例
〇〇・នាក់
〇〇・ネアック
〇〇人(にん)
១ នាក់
ムオイ・ネアック
1人
៧ នាក់
プランピー・ネアック
7人
១៥ នាក់
ドップラン・ネアック
15人
២០០ នាក់
ピー・ローイ・ネアック
200人 

このように、人数は 〇〇+នាក់ の順番で言います。
↓数字について詳しくは以下の記事で学習できます。

民族を表す:〜人(じん)

ជនជាតិ・〇〇
チョンチアット・〇〇
〇〇人(じん)
ជនជាតិ ខ្មែរ
チョンチアット・クマエ
カンボジア人
ជនជាតិ ជប៉ុន
チョンチアット・チャポン
日本人
ជនជាតិ អាមេរិច
チョンチアット・アーメリッ
アメリカ人
ជនជាតិ ចិន
チョンチアット・チャン
中国人

このように「〇〇人(じん)」と民族名を言いたい場合は ជនជាតិ+〇〇 の順番で言います。

ちなみに、「外国人」は ជន បរទេស チョーン ・ボロテヘ と言います。

「日本人」にまつわるフレーズや他の国名を知りたい方は下の記事もぜひご覧ください。

「人」について学べる動画

最後に、カンボジア語の「人」について学べるサイトをご紹介します。ぜひ発音もあわせて確認してみて下さい。

東京外国語大学カンボジア語モジュール

*このサイトは、学生や大学関係者でなくても誰でも、無料で、登録不要で利用できます。

以下のURLからは、本記事で解説した単語の発音と、各単語を使った文章や会話を学習できます。

មនុស្ស

អ្នក

〇〇 នាក់

ជនជាតិ・〇〇

外国人 ជន បរទេស

まとめ

今回は、カンボジア語の「人」の言い方について解説しました。

カンボジア語をさらに学習したい方は、以下もぜひご覧ください。

カンボジア語を一から学習したい方へ

この記事を読んで下さっているみなさんは、すでに参考書を使ったりレッスンを受けたりして、ある程度までカンボジア語ができるという方も多いかと思いますが、基礎を一から改めて学習したい方は、以下を順番にお読みいただくことで学習できます。

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