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カンボジア語の基礎①【文字と発音】

カンボジア語を学習したい人

カンボジア語の一から勉強したいです。カンボジア語の文字ってどんな文字なんですか?書き方とか覚え方があれば一緒に教えて欲しいです。

こんな方へ解説します。

●この記事でわかること●

  • カンボジア語の文字の種類
  • カンボジア語の文字の書き方
  • カンボジア語の文字の覚え方

●カンボジア語の文字●

●私はこんな人です●

●学習のポイント●

カンボジア語は、先ほど上で書いた文字や記号がパズルのように色々と組み合わさって単語ができます。暗記する場合は、はじめは子音文字・脚文字だけ覚えれば大丈夫です。

それ以外の母音記号などは、はじめから無理に覚えようとすると時間もかかりますし大変ですので、学習する中で徐々に理解していけば問題ありません。

↓なお、「カンボジア語とクメール語の違い」や「カンボジア語の読む方向」などさらに基本の知識を知りたい方はこちらで学習できます。


それでは、早速解説して行きます。

カンボジア語の文字の種類

カンボジア語は次の文字・記号・数字を使います。

  • カンボジア語はこの一覧に書いた文字・記号などをパズルのように組み合わせて単語ができます。具体的な組み合わせ方は、このあと詳しく解説します。
  • カンボジア語の文字・記号はこの一覧に書いたものでほぼ全部です。もしかすると古い文章などでは私が見たことがない記号などがあるかもしれませんが、基本的にはこの表に書いた文字・記号で全てです。
  • 数字を書く場合は上記の ១, ២, ៣… (1,2,3…)というカンボジア数字も使いますが、私たち日本人が普段使うアラビア数字の1, 2, 3…という書き方もよくします。どちらを使っても大丈夫です。

カンボジア語の文字の書き方

まずは、文字をどのように書くのか、書き方を確認してみてください。

はじめから全部の文字を覚える必要はありませんが、個人的には子音文字と脚文字は書く練習をしておくと、単語を見たときに文字の構造は理解しやすくなりますのでおすすめです。

反対に、独立体母音字や記号は無理にはじめから時間をとって練習しなくても大丈夫です。時間がある方は以下の無料サイトなどを使いながら練習してみてください。

書き順は次の無料サイトや本で学ぶことができます。

Web

こちらのサイトは登録不要、無料で、誰でも利用できます。

それぞれの文字・記号を押すと書き順を動画で見ることができます。

市販の参考書

後ろの( )は、書き順が集録されているものを示しています。

今後文法を学習していくとしたら、ニューエクスプレスプラスカンボジア語が個人的にはおすすめですが、こちらは独立体母音字や記号、数字の書き順は記載されていません。独立体母音字などの書き順については、上の東京外国語大学カンボジア語モジュールで確認すると良いと思います。

↓おすすめの参考書については詳しくはこちらで解説しています

カンボジア語の文字の覚え方

残念ながら、文字・記号を覚えるのに裏ワザ的なものはありません。

ただし、子音文字・脚文字は表の形で丸ごと覚えた方が良いので、その覚え方だけ簡単にご紹介します。

母音記号・独立体母音字・特殊な記号 は勉強しながら覚えていけば全く問題ありません。暗記するなら初めは子音文字・脚文字だけ覚えることをおすすめします。

子音文字

子音文字を覚える時のポイント

  • この表は、『ニューエクスプレスプラス カンボジア語《CD付》』に記載されている表を私が他の書籍なども参考にしながら作成したものです。
  • 暗記する時は、この表をこの形のまま覚えましょう。この表を何回も紙に書いて覚えます。
  • A子音・O子音と言うのは、発音に関わってきます。この子音文字に脚文字や母音記号がくっついて単語ができるのですが、子音文字がA子音なのかO子音なのかで、単語の発音が変わってくるのです。
  • A子音・O子音はこの表を見れば良いので無理に暗記する必要はないですが、暗記できそうであれば暗記しておくと、カンボジア語の単語の勉強がよりしやすくなるかなと思います。
  • 日本語のあいうえお表も「あいうえお、かきくけこ・・」の順番に習うと思いますが、カンボジア語の場合も読み方があります

読む場合は、表の左上の 」(コー)からスタートし、同じ行一番右の 」(ンゴ)まで読みます。その後下に下がり、2行目一番左の 」(チョー) → 同じ行一番右の 」(ニョ)・・・と言う流れで読んでいきます。

ក ខ គ ឃ ង ច ឆ ជ ឈ ញ ដ ឋ ឌ ឍ ណ ត ថ ទ ធ ន ប ផ ព ភ ម យ រ ល វ ស ហ ឡ អ 」の順で読んでいきます。

このあたりは、以下の動画で詳しく解説しています。動画は計7本ありますが、2〜3本目で子音文字の表の見方やこの後解説する脚文字の表の見方について詳しく学習できます。

ただし、こちらの動画は少し長いので、まずは本記事と、続きのカンボジア語の基礎②、③を一通り読んでから動画をご覧いただいた方が理解しやすいかもしれません。

脚文字

脚文字を覚える時のポイント

  • この表は、『ニューエクスプレスプラス カンボジア語《CD付》』に記載されている表を私が他の書籍なども参考にしながら作成したものです。
  • 脚文字は、先ほどの子音文字が変形したものです。
  • どんな時に子音文字がこの脚文字に変形するのかと言うと、わかりやすくいうと、(1つの単語の中で)子音文字が2個続く時は2個目の子音文字がこの脚文字に変形します。形が変わるだけですので、基本的に読み方は子音文字と同じです。
  • 表の読み方は子音文字の表と同じです。こちらも同様に、A子音・O子音があります。脚文字も、この脚文字の表の形で覚えましょう!

まとめ

学習のポイントまとめ
  • これからカンボジア語を勉強したい!という方は、文字や記号ははじめは無理に暗記しなくてもOK
  • ただし、子音文字・脚文字は覚えておくと勉強がよりスムーズになるのでおすすめ
  • 子音文字・脚文字を暗記する時は表の形で何度も書いて暗記する【表の形で覚えることが重要です】
  • 母音記号・独立体母音字・記号は暗記せず勉強しながら慣れていけばOK

初めは文字に見えなくて何が何だかよくわからないと思いますが、とにかく書いて書いて、表の形で覚えてしまいましょう!

カンボジア語をさらに学習したい方は以下もぜひご覧ください。

続きはカンボジア語の基礎②【文字と発音】へ

今回のこの記事はカンボジア語の基礎①として文字や記号をご紹介しました。「カンボジア語の基礎」は①、②、③の計3記事で完結します。

本記事の続きは以下をお読み下さい。
次のカンボジア語の基礎②では、具体的に文字や記号がどのように組み合わさって単語ができるのかを解説しています。

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